すき焼きの彩りやお浸しのイメージが強かった「春菊(シュンギク)」。
子供のころは特有の香りが苦手で避けていたけれど、大人になるにつれて口の中に広がる爽やかな苦味が病みつきになった、という方も多いのではないでしょうか。
実は春菊の生産・出荷において、千葉県や大阪府などは全国でもトップクラスの主要産地として知られています。
今回は、春菊が持つ豊富な栄養や長持ちさせる保存テクニック、そして春菊が苦手な方でも美味しく食べられるおすすめレシピをご紹介します。
目次
春菊(シュンギク)の魅力と栄養素

春に黄色い花を咲かせることからその名がついたとされる「春菊」。美味しい食べ頃は11月〜2月頃の冬の時期です。
春菊特有の清涼感のある香りや濃い緑色の葉には、からだのコンディションを整えるさまざまな栄養素が凝縮されています。
春菊に含まれる注目の栄養成分
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β-カロテン(葉緑素・ビタミンA): 皮膚や粘膜の健康維持をサポートし、乾燥しやすい季節のコンディションを保ちます。
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食物繊維: お腹の環境を整え、スッキリとした心地よさを支えます。
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ミネラル類(カルシウム・鉄分など): 日々の栄養バランスを整え、健やかなからだづくりに貢献します。
長持ち&美味しさをキープ!春菊の正しい保存方法

冬から春先にかけて栽培された春菊は、葉先が柔らかく生食(サラダなど)にもぴったりです。春菊の瑞々しさを保つには、「立てて冷蔵保存」するのが絶対のルールです。
冷蔵保存の手順(保存目安:約5日)
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洗って水気を切る: 春菊を優しく洗い、表面の水分をしっかり拭き取ります。
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茎を保護する: 湿らせたキッチンペーパーを茎の根本に巻きつけます。
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立てて保存: 容器や深めの保存袋に入れて立てた状態にし、ポリ袋を葉の上からかぶせて口を結び、冷蔵庫の野菜室で保存します。
※横にして保存すると茎が曲がりやすく、傷みが早くなるため、必ず立てて保存しましょう。
【おすすめレシピ3選】春菊の美味しさを引き出す簡単おかず
春菊の苦味が得意な方はもちろん、少し苦手な方でも箸が進む工夫を凝らした絶品レシピです。
1. 春菊とくるみの香ばしいサラダ

春菊の葉の柔らかさと、くるみの香ばしさが絶妙にマッチする生食サラダです。
材料(2人分)
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春菊:1束(※使用するのは葉の部分のみ)
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くるみ:50g
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酢:大さじ2
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オリーブオイル:大さじ1
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ハチミツ:小さじ1
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塩・こしょう:少々
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粉チーズ:お好みで適量
作り方
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ドレッシングを作る: くるみを粗く刻み、ボウルで酢、オリーブオイル、ハチミツ、塩・こしょうと混ぜ合わせます。
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春菊を下処理する: 春菊は葉の部分のみを摘み取ります(※残った茎は炒め物やお味噌汁などに活用できます)。
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和える: 器に春菊の葉を盛り、①のドレッシングを回しかけて和えます。お好みで粉チーズを振って完成です。
2. なめこと春菊のみぞれ和え
さっぱりとした大根おろしと、なめこのつるんとした食感でパクパク食べられる和え物です。
材料(2人分)
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春菊:1/4束
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なめこ:1袋
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大根:5cm分
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ポン酢:適量
作り方
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具材を準備する: 春菊は色よくサッと茹でて冷水にとり、水気を絞って1cm長さに切ります。なめこは軽く水洗いし、熱湯でサッと茹でて冷ましておきます。
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大根をすりおろす: 大根はおろして軽く水気を切ります。
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和える: ボウルで大根おろし、春菊、なめこを混ぜ合わせ、ポン酢で味を調えて完成です。
※大根はおろしてから時間が経つと風味が落ちるため、食べる直前にすりおろすのが美味しさのポイントです。
3. 春菊とネギのカリカリ米粉チヂミ
火を通すことで春菊のクセがやわらぎ、米粉のカリッとした食感が楽しめる人気の韓国風おやきです。
材料(2人分)
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春菊:1束
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長ネギ:1/2本
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卵:1個
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水:80ml
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米粉:100g
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かつお節:1パック(約2〜3g)
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ごま油:適量
作り方
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具材を下加熱する: 春菊は耐熱皿に載せてラップをかけ、電子レンジ(600W)で約3分加熱します。冷めたら水気をしっかり絞ります。
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切る: 長ネギは斜め細切りにし、春菊もネギと同じくらいの長さに切りそろえます。
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生地を作る: ボウルに卵、水、米粉、かつお節を入れてダマがなくなるまで混ぜ合わせます。(※サラサラとした生地に仕上げるのが、カリッと焼くコツです)
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焼く: 切った具材を生地に加えて軽く和え、ごま油を熱したフライパンに広げます。中火〜弱火で両面をじっくり焼き、時々軽く押さえながらカリッとするまで火を通したら完成です。
選べるチヂミのタレ(お好みで混ぜ合わせます)
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酢醤油: しょうゆ大さじ2、酢大さじ1、砂糖小さじ1/2
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ごま醤油: しょうゆ大さじ3、ごま油大さじ1、みりん大さじ1/2、すりごま適量
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酢コチュジャン: コチュジャン大さじ1、酢大さじ2、砂糖大さじ1/2、すりごま適量
まとめ:旬の春菊を色々な調理法で楽しもう
すき焼きだけでなく、生でサラダにしたり、チヂミのように香ばしく焼き上げたりと、春菊はアレンジの幅が広い優秀な緑黄色野菜です。
正しい保存方法で瑞々しさを保ちながら、日々の食卓に春菊の美味しさと栄養を取り入れてみてくださいね。
※本記事は日常の食事や生活習慣を楽しむための健康情報です。特定の症状への治療効果を保証するものではありません。
こんにちは、健康管理士一般指導員の松元です。中学生の息子の母でもあり、日々の食卓から家族の健康をつくることを大切にしています。
予防医学の知識をベースに、漢方コーディネーター、薬膳調整師、発酵食品マイスター、発酵食品健康アドバイザーの資格を保有。東洋医学や発酵の力を活かした、旬の食材による栄養バランスの良いおすすめレシピや、毎日の心と体を整えるためのセルフケア情報を専門知識に基づいて発信しています。

