コラム

旬の恵みで体を整える!夏みかん・旬野菜・新茶の健康パワーとおすすめレシピ

毎年、春になると浜松在住の友人から夏みかんが届きます。

「今年も我が家の山の野生児を送ります。薬はもちろん、よけいな手入れは一切なしの自然育ちです。多少無骨さはありますが、味は負けません」
と添え書きがついていました。

なるほど。ほどよい酸味に甘味が濃くて「ほんとに夏みかん?」と思うほどの味わいです。

東洋医学では「酸味は肝を養う」と言われます。日々頑張っている疲れ気味の肝臓が喜んでいるようです。

今回は、そんな夏みかんをはじめとする、この季節にぜひ取り入れたい「旬の食材」と身体に嬉しい栄養・効能についてご紹介します。

春から初夏におすすめ!心と体を整える旬の食材

夏みかん

身体の余分な熱を冷まし、喉の渇きを癒します。気巡りをよくして血行を促し、水分代謝をサポートしてむくみや尿の出を整えてくれます。

ビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復や免疫機能の維持に貢献します。

薄皮(薄袋)ごと食べることで食物繊維やヘスペリジン(ポリフェノールの一種)も摂取でき、お腹の調子を整えるのに役立ちます。

 

サヤエンドウ

若いサヤエンドウは「絹サヤ」とも呼ばれ、噛むとシャキシャキと小気味よい音がする愛らしい野菜です。

サヤエンドウには大型のオランダサヤ、小型の絹サヤ、甘みのあるスナップエンドウなどの品種があります。

ビタミンCが豊富に含まれており、コラーゲンの生成を助けて肌の健康を保ち、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐ働きが期待できます。

また、発抗酸化作用を持つβ-カロテンも豊富で、細胞の健康維持や風邪予防に役立ちます。

 

新じゃが

皮が薄いため、包丁を使わずにたわしで軽くこするだけで準備ができます。

みずみずしく、芋特有のでんぷん質が控えめなのが特徴で、細切りにして水にさらして生サラダで楽しむこともできます。

かつては非常時の「救荒食物」として重宝された歴史もあります。

東洋医学では「気」を補い、消化器系(脾)の働きを整える食材とされています。また、豊富に含まれるカリウムが余分な塩分の排出を促し、血圧の維持をサポートします。

 

新茶(日本茶)

お茶を飲む習慣は数千年前の中国で始まったとされ、日本には平安時代初期、遣唐使らによって仏教とともに伝来したと言われています。

鎌倉時代に栄西禅師が抹茶の製法を持ち帰ったことで広まり、千利休による茶道の完成、江戸時代の煎茶の普及へとつながっていきました。

日本茶(緑茶)の大きな特徴は「非発酵茶」である点です。

茶葉を摘み取った直後に蒸気で蒸して酸化酵素の働きを止めるため、鮮やかな緑色とお茶本来の爽やかな香味、うまみが保たれます。

ビタミン、ミネラルに加え、健康成分のカテキンを含有。

日本茶に含まれる栄養素は、基本的に中国茶や紅茶と共通しており、カルシウム、カリウム、鉄、カロテンなども豊富に含まれています。
発酵を行っていないため、生の葉の成分がそのまま残っているところが大きな違いで、ウーロン茶や紅茶には、ほとんど含まれないビタミンCを含んでいるほか、抹茶にはビタミンEもかなり含まれています。

さらに、抗酸化力の強いエピガロカテキンというカテキンが非常に豊富なところも、日本茶の大きな特徴です。

お湯で淹れたお茶に溶け出す栄養素は全体の約3分の1程度で、脂溶性のβ-カロテンやビタミンEなどの多くは茶葉に残ってしまいます。

柔らかい新茶の茶殻は、捨てずに「野菜」として味わうのがおすすめです。

とくに脂溶性ビタミンのカロテン、ビタミンB群、ビタミンEなどは大半が茶葉の方に残ってしまいます。
煎茶をいただいたら、急須に残っている茶葉は皿に移して醤油を少しかけて食べましょう。
とくに新茶は柔らかいので美味しく食べることができます。

粉末の抹茶は茶葉そのものを粉にして飲むので、すべての成分を摂取することができるのでこちらもオススメです。

茶葉とワカメのふりかけ

①出がらしを乾燥させた茶葉大さじ1と乾燥ワカメ20gをすり鉢に入れてよく砕く。
②ボウルに茶葉とワカメ、梅昆布茶小さじ1と白ごま大さじ1を加えてよく混ぜ、塩で味を整えれば完成。

 

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