みなさんは、なにかに熱中していることはありますか?
息子が小学2年生から入っていたミニバスケットのチームを中学校へ上がるタイミングで引退。
練習を見に行ったり、週末は試合の応援と、わたしも生きがいのように熱をいれていたのですが、いまはなにをしたらいいのかわからない、いわば『燃え尽き症候群』な状態です…。

中学校へ練習を見にいく機会もなく、自宅でぐで〜んと伸びきった状態でゴロゴロしていると、帰ってきた息子がひとこと、
「ダラダラしていると頭がボケナスになっちゃうよ」。
…ボケナス?
調べたら色ツヤのないナス、ぼんやりしている人…。
とんでもない悪口ばかりじゃないか!
インターネットで悶々としながらボケナスについて調べていたら、ナスを使った『ナスボケ』という料理を発見。
とても美味しかったので、今回はちょっとアレンジをしてご紹介いたします。

キーワード食材『ナス』

体を冷やすチカラが強いので、冷え性の方は生姜やミョウガなどの温性の食材と一緒にとることを忘れずに!
鼻に抜けるツーンとした辛さがクセになるナスの辛子漬けは、寒性と温性のバランスがとれた逸品なのでこちらもオススメです。
合わせる食材で働きが全く違うので、体調と症状に合わせて食してくださいね。

出汁までゴクゴク飲めちゃう ナスボケ

①ゴボウ20cmはささがき、ナスは中2本は1cm幅の輪切り、舞茸1株は食べやすい大きさに分け、ミョウガ2本は縦半分に切ってから斜め薄切りにしておく。
②鶏モモ肉1枚をひと口大の大きさ(約8等分)に切り、皮面を下にして焼き色がつくまで両面焼く。おろし生姜大さじ1と調味料(しょうゆ・酒各大さじ4、みりん・砂糖各大さじ2)を入れて一煮立ちさせる。
③ゴボウとナスを入れてさっと火を通し、ミョウガと水を入れて10分程煮て、水で溶いた片栗粉でお好みのとろみを付ければ完成。
ナスのコバナシ
さて、冒頭でお話しました息子に言われたひとこと『ボケナス』について少し話させてください(根にもつタイプです)。
ナスはほとんどが水分ですが、抗酸化作用のあるβカロテンや高血圧の改善に役立つカリウムが豊富です。体のなかでしっかりと働くナスが悪口として使われているとは…。
なんとまぁひどい話です。

ボケナスの由来は、皮のツヤツヤとした光沢がなくなってしまった状態、ボヤけてしまった状態からきたそうですが、皮の紫色はナスニンとヒアシンというアントシアニンの色素で、ポリフェノールの一種です。
この強い抗酸化作用は、特に目の疲労回復などをサポートします。
ナスはアクが強く、切ると変色が早いですが、これもクロロゲン酸という抗酸化物質のひとつです。
水にさらす場合は抗酸化物質が流出するのを抑えるため、サッと済ませるのがポイントですよ。
ナスは油を吸いやすいので、炒めるときは少量で様子を見て油を足していきましょう。
食材の栄養を調理ひとつで台無しにしてしまうのはもったいないですよね。
栄養バランスを考えて作ったせっかくの手料理、健康にならなければ元も子もナス…ってところでしょうか。
こんにちは、健康管理士一般指導員の松元です。中学生の息子の母でもあり、日々の食卓から家族の健康をつくることを大切にしています。
予防医学の知識をベースに、漢方コーディネーター、薬膳調整師、発酵食品マイスター、発酵食品健康アドバイザーの資格を保有。東洋医学や発酵の力を活かした、旬の食材による栄養バランスの良いおすすめレシピや、毎日の心と体を整えるためのセルフケア情報を専門知識に基づいて発信しています。

