梅雨どきに発生するカビ。病気や不衛生な印象がありますが、中にはペニシリンのように人間に大きな恩恵をもたらすカビもあります。今回は、カビにまつわるお話をご紹介します。
<目次>
1.カビの生えたチーズが食べられるのはなぜ?
2.身近なカビの種類
3.注意!!絶対に食べないで
カビの生えたチーズが食べられるのはなぜ?

パンとブルーチーズに生えている青カビは同じ種類。しかしチーズにカビが生えてもほとんど毒素を産生せず、仮に産生しても発酵・熟成の過程で毒素が分解されて消えてしまいます。ところがチーズに生えたカビをパンに移すと毒素を産生する可能性があるそうです。ちなみにカビは青カビだけで300種類以上!そのほとんどが有毒で、食べられるのはごく僅かです。
身近なカビの種類
注意!!絶対に食べないで

私の子供の頃、餅に生えたカビはそこだけ削って焼いて食べれば大丈夫って言っていましたが、これは大間違い!!米や餅、パンなどに生えたカビは毒性が強く、加熱調理しても毒が分解されないので、絶対に食べてはいけません。とくに黄色やオレンジに変色した米や餅のカビ毒はアフラトキシンといい、天然ではもっとも発がん性の高い毒素なのです。口にしないよう注意しましょう。
次回は日本の麹カビを研究した偉人のお話をご紹介いたします。
日本抗加齢医学会会員 / 健康管理士 / 国際薬膳食育師 / 有機美容発酵食品マイスター
健康管理士の松渓と申します。34年にわたり健康関連の業界に身を置き、最新の医学的知見や伝統的な食養生をベースにした情報発信を行っています。
若い頃はスキー三昧の日々で大ケガを経験し、そこから健康の大切さに目覚めました。世にあふれる健康情報の中から、プロの目線で精査した「本当に役立つ知識」を分かりやすくお届けしていきます。
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